すすきの概要
「日本三大歓楽街」すすきのは「東京以北で最大の歓楽街」および「アジア最北の歓楽街」といわれており、一つのビルの中に飲食店や風俗店が入居しているほか、ホテルなどの宿泊施設、娯楽施設や商業施設が隣接しているなど、あらゆる業種が集積しているのが特徴になっている。また、女性だけで飲み明かしても安全な歓楽街であるとされ、治安の良さも特徴になっている。
すすきのは正式な地名ではないが、地下鉄「すすきの駅」「豊水すすきの駅」や市電「すすきの停留場」の駅名などに使用している。その範囲は、広義では東西が西1丁目から西9丁目の間、南北が南3条から南8条の間とされているが、北海道警察は東西が西2丁目から西6丁目の間、南北が南3条から南7条の間としている。「札幌市屋外広告物条例」による「広告物活用地区」に指定されている区域があり、まちの活気や雰囲気を形成するため広告物の規制緩和ができるようになっている。
すすきの地区の店舗数は、ピーク時には飲食店だけでも5000店を超えていたと言われる。日本銀行札幌支店の調査によると、1989年末時点では総店舗数が4809店(内飲食店数が4190店)であったが、その後の景気低迷の影響などにより、2008年末時点では総店舗数が4463店(内飲食店数が3620店)に減少している。特に飲食店の減少傾向が際立っているが、その反面風俗店や駐車場の数は増加傾向にあるという。
ウィキペディア(Wikipedia)参照
